RUIN OF THE WEB DESIGNER

Webデザイナーの成れの果て

みんなとは違う、私の進路 -将来不安で仕方がない-

学校中退、引きこもり、フリーター、浪人、留年などを経験した、もしくはそんな状況まっただ中のあなたに贈るメッセージです。

夕日

まず、本文に入る前に、お礼を。

前に、魂を込めて書いた、『社会人、恐いよー、なりたくないよー。』の記事が、めちゃくちゃ評判よかったんですね。読んでくれた方、拡散してくれた方、Twitter等で感想をくれた方、本当にありがとうございました!あなたのその行動やメッセージが、ブログを続けていく糧になっています。それでは本題。

吾輩は元フリーターである。大学は出てない。

また軽く自己紹介しますが、僕は19歳で大学を中退して、バイトしてWebの勉強して、同年、Webデザイナーになった、現在22歳の個人事業主。つまり、悲しくも世間で「普通」とされている道を外れています。

そんな僕が、今回も、思う事全てを、さらけ出していきます。「知らないあんたの話なんか聞きたくないよ!」って人は、この辺で戻ってね。

卒業していく友人たち

今年の春、僕と同年代のほとんどの友達は、4年間通った大学を卒業しました。Facebookのタイムラインには、スーツや晴れ着姿の写真がズラっと。別に、載せている人がどうこうとか、そういう事を言っているわけではありませんが、僕はなんとも言えない気持ちになりました。「ぁあ、おれは卒業できなかったんだなぁ」とか、「いいなぁ、みんな輝いてるなぁ」とか、ちょっと言葉にするのは難しいですが、主にそんな事を思いました。

大学に4年間通い続けるのが嫌で、中退したのに。自分で今の道を選んでおいて、なんだか不安な気持ちになったりしました。「僕はこれで大丈夫なんだろうか」と。友達の成長なので、めでたい半分、複雑な気持ちですね。

大学を出てなかったり、留年とか浪人とか、何らかの事情で1年ダブったりしてる人の中には、こういう気持ちになる人も居るんじゃないでしょうか。焦り、不安、やるせなさ。

案ずるな、若者よ。

えー、今までの内容がうまく伝わったか不安です。まぁ、続けます。

しかしおそらく、良い意味でも悪い意味でも、自分が思うほど、周りはそんなことは気にしていないのです。確かに、学歴とか、今までの経歴というのは、一つの判断基準ではあります。しかし、それによって何か影響は出るのでしょうか。例えば、良い大学しか採らないという求人があって、そのフィルタから漏れたとしても、道は他に、気持ち悪いほどたくさんあります。

はい、これで全員が全員、納得行ったなんて思ってません。それでも、どうしても心残りがある人は、こう考えてみてください。

僕は、過去の栄光ほど悲しいものはないと思います。

これはどういうことかと言うと、例えば、5年前に、ものすごい結果を出して、脚光を浴びても、今そのスキルが衰えてしまっていては、何の意味も無いということです。更に具体的な例を挙げると、高校時代、留学に行き、英検の資格を取っても、いま英語が全くできなければ、その事実だけしか残らないということです(これ俺の話なんだけどね)。

もちろん、過去に頑張って頑張って得た結果ですから、素晴らしい事です。批判しているつもりはありません。ただ、過去の栄光にすがりすぎるのは良くない事です。

つまり、僕が言いたいのは、良い事にしろ悪い事にしろ、今に大きく影響していなければ、過去にしかならないという事です。そんな、自分で創ったコンプレックスに囚われているなら、そんなものは捨ててしまいましょう。そんなに大して人と比べる必要はありません。あなたは既に、周りとは違ったレールを歩んでいるのです。

大事なのは、過去ではありません。「今」です。

エピソード

さて、ここからは僕の話しになります。大学をただ辞めたわけではありません。長くなるので今回は書きませんが、理由はたくさんあります。そして、辞める時、誓いというか、目標を立てました。

  • 同世代のヤツらには負けない!
  • 20歳までになんとかする!

という。先程書いたように、同世代が社会人になり、不安な気持ちにはなりましたが、これもひとつの良い刺激として、負けないように精進していきたいです。

19歳の僕は、コンビニと塾講師と派遣のバイトしながらお金をためて、Webデザインの勉強をしていました。そして、就職活動。面接で落ちまくりました。Web業界って、未経験だと、かなり厳しいんですね。まず、面接までこぎつけるのに苦労します。しかも大学中退で未成年のペーペーですから、尚更。面接でボロクソ言われて(いわゆる圧迫面接ってヤツ?)、帰りに悔しくて駅で泣いたこともありました(イヤホンのBGMはフジファブリックの茜色の夕日)。

…ヤバい。20歳の誕生日が迫っている。もうダメなんじゃないか。僕にはできないな。そう思っていました。そんな中、一番支えてくれていたのは、やはり当時の彼女でした。ありがとう。そして、なんとか奮起して、また、何社も応募しまくりました。

ようやく内定を頂き、働き始めたのは、なんと誕生日の1週間前!あぶねっ!あぶねっ!本当にギリギリで目標を達成できたわけです。同時に、モラトリアム的なものをも感じてしまいましたが、まぁ嬉しかったですね。

 

当時の僕に言い聞かせたい。

ダメな自分を変えるのは難しいけど、ダメな結果は過去でしかない。今を信じて。失敗ばかり続くと、自信が無くなってくるよね。ただ、「自らを信じる」と書いて「自信」です。どんなにダメでも、自分を信じてやり続けてくださいね。と。

おわりに

(いつものごとく文章力に難はありますが)いかがでしたか。

「響いた」って言ってくれる人が居る半面、たまに、「屁理屈だ」とか、「武勇伝、不幸自慢だ」とか言われたりしますが、全くそんなつもりはないです。全てをさらけ出し、ありのままを綴っているだけであって、あくまで個人的な意見なので、そう思う人の価値観を変えようとは思いません。そう思われるのも覚悟しています。そういえば、僕は、いつぞやの記事で、こう言ってました。

「10人中8人が面白いと思うブログ」ではなく、「10人中2、3人がめちゃくちゃ面白いと思うブログ」を目指しています。人間的にもそうでありたい。

…と。僕の事を知る人なら、なんとなくそういう性格だってことはわかると思います(笑)

この記事は、届く人にだけ届いて、その人にとってプラスに働いてくれれば、それでいいのです。

では。

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