アルバムレビュー【アラモルト/フジファブリック】
- 2014-04-19
2004年2月18日、プレ・デビュー盤として、5000枚限定でリリースされた、インディーズ最後の3rdミニアルバム。
今は高価で買取されている。
僕が持ってるのはオリジナルではなく、FAB BOXに再録されたもの。
インディーズで出した曲を、新メンバーで演奏したもの。
01. 茜色の夕日
アラカルトより。
志村君の思い入れが一番強い曲。
アラカルト収録のオリジナル版と、後にシングルとしてリリース(FAB FOXにも収録)される
NEW版との、ほんとに中間といった曲調。ソウ君のギターが光ってますね。
皆さんは3バージョン中、どれが一番好きですか?
02. 花屋の娘
アラモードより。
前作のサウンドとは、わけが違います。ソウ君のギターとアダッチマンのドラムが炸裂!
さぞかしライブで盛り上がったんだろうなぁー。
それと、前にも書きましたが、この曲の歌詞、変態だからね!やばいぞ志村!
03. 線香花火
アラカルトより。
レトロファンキーな曲です。真心の『サマーヌード』を連想させる、夏ソング。
しかし、こちらは哀愁たっぷり。
季節感もそうだが、僕は、フジのこういう、田舎感が好きだ。
季節感は、どの作品でも感じることもできるが、この田舎感は、1stメジャーアルバムまでかな。
04. ダンス2000
アラカルトより。
氣志團の『One Night Carnival』のようなディスコチューンを、フジがやったらこうなる。
実際、志村は、この曲の影響を受けている(アラカルトのレビューを参照)。
ライブだと、イントロのベースで鳥肌ですね!かとをさん!
05. 環状七号線
アラモードより。
イントロのアルペジオはカット。好きだったのになぁ。
どこかで、『ガッツだぜ!!』に似ているという文を読んだ気がする。それもある。
ただ、前にも書いたが、この曲が好きなら、僕は、奥田民生の『御免ライダー』をおすすめしたい
Youtubeにはライブ映像しかありませんでしたが。
彼を目覚めさせたのが奥田民生だということがよくわかる。
06. 浮雲
アラカルトより。
これもかなり田舎感を感じるですね。
富士吉田に実際にある丘を舞台にした曲らしいです。凱旋ライブで志村君が言ってました。
オリジナル版より、若干スローテンポになっています。
07. 笑ってサヨナラ
アラモードより。
ラストにふさわしい名曲。さて、曲ばっかり触れてきましたが、志村君が書く詞も、
本当に素晴らしい。独特の言い回し。僕は国語はめっぽう弱いですが、
本当、感じるものがあります。んー、うまくあらせないな(笑)
フジファンならわかるでしょ?歌詞の素晴らしさ!
総評
今作で、ソウ君とアダッチマンが加入。つまり、メジャーデビューメンバーでの初の音源。
やっぱりソウ君はすごいですね。どの曲もギターサウンドがパワーアップしすぎている。
アラ「カルト」とアラ「モード」を合わせて、アラ「モルト」という造語にしたのだろうか。。
過去2枚の曲が、ものっすごいパワーアップしているので、
入手困難ではあるが、是非、聴いてほしい。
では(`・ω・´)ゞ
- 2014-04-19
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