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Webデザイナーの成れの果て

アルバムレビュー【少女プラシーボ/メレンゲ】

2003年9月5日、メレンゲの2ndミニアルバム。

01. 輝く蛍の輪

美しいロックチューン。
メロにも歌詞にも、儚さ、切なさ、情けなさが出ていて、正にメレンゲって感じの曲。
『気がついたらまた 同じ場所に立ってた…
イケないことかな… ここにいたいよ』
という歌詞に、クボ氏の弱い部分が表れていて、切なくもなり、共感もできてしまう。
いやぁ、名曲。

02. 燃えないゴミ

落ち着いた曲調。
歌詞は、ドラマを観ているようで、それぞれの描写が浮かんでくる。
本当に、メレンゲのソングライターのクボンゲは、独特な例え方をする。
きっと大人にはできない、少年のココロをまだ持っている彼だからこそ書ける曲。

03. 声

雰囲気は、flumpoolっぽい。
flumpoolもそうだが、こういう曲は一般受けがよさそう。なんでイマイチ売れないんだ、このバンド。もっと売れても良いのに!まぁ、それはそれで僕が個人的に微妙な気持ちになりますが。ロックオタクならわかるでしょ、この気持ち?

04. 春雨の午後

はい、これも名曲。
曲名そのまんま、春雨の午後にぴったりな曲。ファルセットとのハモりが綺麗。
後に『サーチライト』にアレンジされたものが再録されるが、そっちのアレンジも良い。

05. カッシーニ

来ましたシングル曲!
掛け声とドラムのカウントで始まる。ポップスに移行する前だからできる、メレンゲの中ではかなりギターロックな曲!
前に書いた、『ムシノユメ』みたいな、夏の放課後みたいな曲。メレンゲはギターのフレーズがいちいち綺麗。

06. ユキノミチ

ラストにもってこいの曲。
細い声と、弱々しい歌詞が、さらに魅力を増す。
どうでもいいが、イントロの音が『underworld』と若干被る(笑)

総評

まだまだギターロックだった頃の一枚。
今作で既にメレンゲの世界観は確立している。
あまり知られてはいないが、かつて大ヒットした映画『恋空』主演のガッキーが唄う『heavenly days』。実は、この曲は、メレンゲのクボケンジが提供している。セルフカバーもしている。
あの曲が良いと思ったら、メレンゲを聴いてみるべし!

では(`・ω・´)ゞ

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