アルバムレビュー【アラモード/フジファブリック】
- 2013-06-25
2003年6月21日、インディーズ時代に制作された2ndミニアルバム。
01. 花屋の娘
ピアノで始まる、アップテンポな曲。1曲目にふさわしい。
ファンの間では、人気だが、実は歌詞はかなり変態的。しかも、実話をもとにして作られている。やばいぞ志村!
02. 追ってけ追ってけ
歌詞、曲、サビの変なリズム、全てが気持ち悪い(良い意味で)。
変態性は更に増している。やばいぞ志村!最初は微妙だと思っていたが、聴いてるうちに、どんどんクセになっていく。これがフジの怖いところ。
03. お月様のっぺらぼう
これもピアノで始まる、ダークな曲。
志村って感じの歌詞で、歌詞は、『午前3時』にどことなく近いものがある。ライブだとアウトロのリズム取るのが難しそう。歌詞カードを見ればわかるが、次の曲と対になっている。
04. 消えるな太陽
前曲の「月」がダークなら、「太陽」のこっちは明るいのかと思いきや、めっちゃ暗い(笑)
曲の空気は、『浮雲』にちょっとだけ近い。野音のDVDでのアレンジが、AC/DCの何かの曲(曲名忘れた)っぽくて良かった。
05. 環状七号線
静かなアルペジオから始まる。
奥田民生の『御免ライダー』をフジがやったらこうなるだろう。
めちゃくちゃかっこいい。夜、ドライブしてるときに、無性に聴きたくなる曲。
06. 笑ってサヨナラ
『茜色の夕日』に隠れてしまっているが、こちらもかなりの名バラード。
Cメロの「どうにもならないことが多すぎる~」の部分が良い。FUJI Qでは、せっちゃんこと斉藤和義がカバーしているが、これまた泣ける。半音下げでした。
総評
今作で、ダイちゃん、加藤さんが加入。これにより、キーボードが前面に出てきている曲が多い。前作は、レトロな曲が多かったが、こちらは変態性が際立ってきている。前作が「どんよりとした午後~晴れた夕方」なら、今作は「夜~明け方」、特に夜のイメージが強い。
フジのダークサイドを知らない人は、是非!
では(`・ω・´)ゞ
- 2013-06-25
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