社会人、恐いよー、なりたくないよー。
もうすぐ社会人になるあなたへ、いろいろ書いてみました。決して上から目線ではないですが、経験し、得たものをアウトプットしたいです。一個人としての意見、考え方なので、賛成反対あると思いますが、これから社会人になる人の不安を、ちょっとでもワクワクに変えられたらと思います。
ちなみに、僕についてちょろっと紹介しておきますと、大学を中退し、自分で勉強し、Webデザイナーになる。社会人歴2年。現在、個人事業主。
学校との違い
まず、学生と社会人って、何が具体的に違うのでしょうか。スーツを着てるかどうか?学割が使えるかどうか?そんな事はどうでもいいです。前の記事でも同じような事を言ってますが、学生はお金を払って勉強する、社会人はお金を貰って勉強する、という点が最大の違いだと思います。まぁ、これって当たり前ですが、素晴らしい事だと思いませんか?その道のプロに、直近で指導してもらえるのですから、こんなに素晴らしい環境はありません。毎日成果を出さなければいけないと考えるのではなく、毎日いろんなことを吸収できると考えてください。ドラクエでいう、経験値とゴールドが一緒に貰えるのです。正に勇者!ちょっとの勇気で、どこまでも成長できます。
それと、遅延証明書=黄金の切手 の方程式は、残念ながら成り立たなくなります。
とにかく不安で仕方ない
ですよね?
次に、僕自身のエピソードを聞いてください。非常に重たい話です。不幸自慢とか、武勇伝を語りたいとか、そういったつもりは全くありません。ただ、この機会に、全てさらけ出したいのです。「そういう話は聞きたくない!」、「あんたの事知らないからしっくり来ないよ!」という人は、このセクションはどうか飛ばして、次のセクションへ。
逆境に立ち向かう
学校生活や、アルバイトなんかで、課題や仕事が全く手につけられないほど悩んだ経験ってありますか?職場での人間関係。お金。身内の不幸。病気。仕事に支障が出るほどの、悲しい事。…いろいろあります。
僕は、両親が離婚していて、母親と弟と3人で、しばらくの間、暮らしていました。母はバリバリのキャリアウーマンといった感じの人で、休日にはジムに通っていて、とてもアクティブな性格です。僕が社会人になる直前に、母親は転職をしました。ずっとやりたかった職種なので、僕も喜びました。
しかし、そこが、いわゆるブラック企業で、母はうつ病に。
それから母は、何処へも行かず、僕が帰ってくると、電気もついてない、真っ暗な部屋で、ぼんやりとしています。口を開けば、「ごめんなさい、子は親を選べないよね」、「私なんて死ねばいい」…と、こんな調子。一人でどこか遠い森に行った日もありました。
いつ自殺してもおかしくない状況でした。これでは、とても仕事に集中できません。僕自身も、これから仕事を頑張らなきゃいけないというときに、こんな状況に。
そして僕は、仕事ができる方ではなかったので、その事でも悩んでいて、ついに頭はショート。心療内科で、不安障害と診断されました。うつ病の一歩手前の病気です。共倒れってヤツです。電車に乗れませんでした。乗ると、気持ちが悪くなって、駅で倒れこんだこともありました。
「もう僕はダメなんだ」そう思いました。どうにでもなれと思ったのか、本当に無意識だったのですが、気が付いたら頭髪を金髪に染めていました。貯金も全部使い切りました。「これで完全に終わりだ。死んでしまおう」そう思いました。
しかし、そんなとき、ストッパーになってくれたのは、付き合っている彼女でした。彼女がいなければ、僕は今頃…
そして、当時働いていた会社の上司は、僕にチャンスをくれました。「一旦休んで、気持ちを入れ替えて、また一緒に働こう」と。涙が出ました。
そして、いろんな人の協力があり、無事に社会復帰することができました。ここらへんの話は、長くなるので、また次回にでも。母はまだ休養中ですが、回復に向かっています。
すいませんでした。重い話はこれで終わりです。この逆境があったからこそ、今やっていけてるんだと思います。もう、ちょっとやそっとの事じゃ負けません。皆さんも、どんな逆境に遭遇しても、決して負けないでください。まぁ、僕は負けかけてますね(笑)
働く意味って何だろう
長く働いていると、「おれは、なんでこの仕事をしてるんだっけ?」と、考える時が訪れたりします。
向いてる職種、向いてない職種
仕事と言っても、いろんな職種がありますが、自分に向いてると思う職種って、皆さんありますか?
僕は無いです。僕、ホント、何もできないんですよね。制作と営業という、両極端の職種を経験してますが、どっちが辛いと思います?やっぱり営業?
答えは、どちらでもないです。サッカーとバスケ、どっちの方が大変か聞いているようなものです。
向いてるかどうかなんて、そうそう分かることではありません。せめて1年以上は経験を積まないと。最近の若い人はすぐ辞めるだなんて、言われたりしてますが、それが悔しいです。ただ、見切りをつけてしまうのが早すぎるかなって思います。せっかくチカラはあるのに、発揮できるようになる前に諦めてしまう。向いていないんじゃなくて、自分がその仕事にちゃんと向き合っていないだけだったりします。 そこは忍耐です。絶えず耐えていれば、必ず報われる瞬間は訪れます。
好調な時期、不調な時期
誰しも、波はあります。例えば、こんな事がたまにあります。理由は分からないけど、なんだか仕事もプライベートもすっごく上手く行っていて、調子がいい時期。これも、バイトなどで経験があるかもしれないです。ただ、この調子の良い時期って、気が付いたら終わっちゃってますよね。
それと同じで、調子が悪い時期も、気が付いたら終わっちゃうんですよね。
自分は不調だと認めたくない気持ちもありますよね。ただ、もし、この先、「なんか全部上手くいかないな」と感じたら、認めてしまうのも一つの手です。「ぁあ、自分は今、不調の時期なんだ」と。そうしているうちに、「あれ?不調の筈なのに、なんか仕事できちゃってるぞ?」となってきます。こうなってしまえば、気が付いたら普段の調子に戻っています。
そして、個人的に響いた言葉をちょろっと紹介。
0から1は作れなくても、もがき苦しめば、0.1くらいは作れる。 それを10回繰り返せばいいんです。
ラーメンズの小林賢太郎さん(見た目普通の方)の言葉です。彼は各方面から、天才と言われていますが、努力の天才なんだと思います。モノを作る仕事をしている人は、かなり共感できるんじゃないでしょうか。
ストレスとどう向き合うか
誰でもストレスは溜まるもの。特に、溜めこみやすい人って居ますよね。僕なんかもそうです。上手くコントロールしようとしても、それができない事にまた悩んだりして…
皆さんは、ストレス発散ってどうしてます?スポーツ?カラオケ?お酒?方法はいろいろありますね。それも大事なのですが、仕事のストレスは、仕事で発散しないと意味がありません。一時的な現実逃避ではなく、前にも進める方法があります。それは、アウトプットすることです。例えば、その日得た知識を、日報、手帳、ブログ、Twitterでもなんでもいいです、とにかく自分の言葉で、誰が見てもわかるように書きだしてみる。
知識や技術というのは、何かをインプットして、アウトプットして、初めて自分のものになると思います。それをアウトプットできるということは、人に教えることができるということですからね。
「でもこれ、どこが発散になってるの?」と思うかもしれませんが、これはやってみればわかります。
何より僕は、こうしてブログを書いている事が、発散になっています。
まとめ
つまり、今回、何が言いたいのかまとめると、
- 大体の事は、『考えすぎ』ることによって生じる不安だったりする。
- 忍耐力が重要であり、どんなに辛くて苦しくても、報われる時は来る。
- アウトプットすれば、力も付くし、発散にもなり一石二鳥。
こんなところです。今、不安で仕方ない人も、ビビりすぎているだけかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?面白かったという人と、全く響かなかった人と居ると思います。
僕と同い年の人たちは、今年の4月から社会人になる人が大半なので、このタイミングでこんな記事を書いてみました。ちょっとでも起爆剤になれれば幸いです。
最後の最後に。
社会は、あなたが思ってる以上に、厳しい世界です。しかし、あなたが思ってる以上に、どうにかなります。どうにかできるチカラを、あなたは絶対に持っているのだから。この僕が証明済みです。
そして、もし覚えてたら、半年後くらいに、この記事を読みなおしてみてください。また違った気持ちで読むことができると思います。
では。
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