邦ロックマニアが秋に聴きたくなる曲はこれだ
- 2019-10-17
夏の曲、冬の曲、春の曲って、割とあると思うんだけど、秋の曲ってあんまり無くない?
それは多分、秋が一番地味な季節だから。
「○○の秋」という言葉で溢れかえっているのは、何もない秋にどうにか特徴を持たせようとしたから。
たぶんそう。
故に、秋っぽい曲が少ない。
ただ、秋独特の何とも言えないエモさとか、もどかしさとかあるよね?
この感情を豊かにする曲が知りたいけど見つからない!
そんな人、いるんじゃないかな?と思って書いてみる。
秋に聴きたくなる曲の傾向
自分なりに分析してみた。
- 浮遊感のあるコード
- 虚無感のあるサウンド
- 切なめの歌詞
- アコースティック
突き詰めていくと、これらを満たしている曲だな、と思う。
ということで、秋に聴きたくなる邦ロックの曲を紹介していくよ!
1. 動物的/人間的 / OGRE YOU ASSHOLE
すっかり日も暮れた帰り道で聴きたい1曲。
初めてイントロ聴いた瞬間から好き。
『夜の船』や『はじまりの感じ』系統の曲なんだけど、哀愁ある切なさが出ているのがこの曲の特徴。
オウガの中でこの3曲は狂ったように聴いてるわ。
上記2曲もおすすめだから聴いてみて!
2. 虫の祭り / フジファブリック
風呂上がり、部屋の窓を開けて聴きたい1曲。
『赤黄色の金木犀』はもはや殿堂入り!ということで、それのカップリング曲を紹介したい。
アコースティックなサウンドで、シンセの音が個人的にツボ。
他のシングルのカップリング曲の『ムーンライト』や『セレナーデ』も秋っぽいので、ぜひ聴いてほしい。
B面集のアルバムで全部聴けるから!
3. ハピネス / syrup16g
土日の雨の昼下がりに聴きたい1曲。
たぶん、世の中にある『ハピネス』という曲の中で一番暗い。
「私は幸せ!」とか「幸せになろうよ!」とかじゃなく、「やってらんねーけど、みんなそれに耐えてるし、これもう幸せと感じて生きていくしかなくね?俺は幸せだ。幸せなんだ…」みたいなヤバい方のハピネス。
このバンドの曲、だいたいそんな感じw
4. タネリ / BURGER NUDS
(Youtubeに音源が無かったが、素敵なピアノカバーがあったので紹介)
昼間、目的も無くフラフラ歩きながら聴きたい1曲。
気怠い午後、そんな感じ。
この曲が入っている『自己暗示の日』の曲は全て秋に聴きたくなる。
ちなみに「タネリ」というのは宮沢賢治の作品から来ているそう。
5. 茜空 / レミオロメン
夕日を見ながら聴きたい1曲。
歌詞を読んだり、ジャケットを見たりすれば分かると思うんだけど、思いっきり春の曲。
ただ、なんだろ、このコードの感じと切なさのせいで、無性に秋に聴きたくなるんだなー。
『3月9日』『粉雪』の影に隠れがちだけど、めっちゃ名曲。
総括
割とシブめなセレクトになったが、秋のお供にいかがでしょう?
あなたが秋に聴きたくなる曲は何ですか?
- 2019-10-17
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