RUIN OF THE WEB DESIGNER

Webデザイナーの成れの果て

邦ロックマニアが秋に聴きたくなる曲はこれだ

夏の曲、冬の曲、春の曲って、割とあると思うんだけど、秋の曲ってあんまり無くない
それは多分、秋が一番地味な季節だから。
「○○の秋」という言葉で溢れかえっているのは、何もない秋にどうにか特徴を持たせようとしたから。
たぶんそう。

故に、秋っぽい曲が少ない。
ただ、秋独特の何とも言えないエモさとか、もどかしさとかあるよね?
この感情を豊かにする曲が知りたいけど見つからない!
そんな人、いるんじゃないかな?と思って書いてみる。

秋に聴きたくなる曲の傾向

自分なりに分析してみた。

  • 浮遊感のあるコード
  • 虚無感のあるサウンド
  • 切なめの歌詞
  • アコースティック

突き詰めていくと、これらを満たしている曲だな、と思う。

ということで、秋に聴きたくなる邦ロックの曲を紹介していくよ!

1. 動物的/人間的 / OGRE YOU ASSHOLE

すっかり日も暮れた帰り道で聴きたい1曲。
初めてイントロ聴いた瞬間から好き

『夜の船』や『はじまりの感じ』系統の曲なんだけど、哀愁ある切なさが出ているのがこの曲の特徴。
オウガの中でこの3曲は狂ったように聴いてるわ。
上記2曲もおすすめだから聴いてみて!

2. 虫の祭り / フジファブリック

風呂上がり、部屋の窓を開けて聴きたい1曲。
『赤黄色の金木犀』はもはや殿堂入り!ということで、それのカップリング曲を紹介したい。
アコースティックなサウンドで、シンセの音が個人的にツボ。

他のシングルのカップリング曲の『ムーンライト』や『セレナーデ』も秋っぽいので、ぜひ聴いてほしい。
B面集のアルバムで全部聴けるから!

3. ハピネス / syrup16g

土日の雨の昼下がりに聴きたい1曲。
たぶん、世の中にある『ハピネス』という曲の中で一番暗い。
「私は幸せ!」とか「幸せになろうよ!」とかじゃなく、「やってらんねーけど、みんなそれに耐えてるし、これもう幸せと感じて生きていくしかなくね?俺は幸せだ。幸せなんだ…」みたいなヤバい方のハピネス

このバンドの曲、だいたいそんな感じw

4. タネリ / BURGER NUDS

(Youtubeに音源が無かったが、素敵なピアノカバーがあったので紹介)
昼間、目的も無くフラフラ歩きながら聴きたい1曲。
気怠い午後、そんな感じ。
この曲が入っている『自己暗示の日』の曲は全て秋に聴きたくなる。

ちなみに「タネリ」というのは宮沢賢治の作品から来ているそう。

5. 茜空 / レミオロメン

夕日を見ながら聴きたい1曲。
歌詞を読んだり、ジャケットを見たりすれば分かると思うんだけど、思いっきり春の曲。
ただ、なんだろ、このコードの感じと切なさのせいで、無性に秋に聴きたくなるんだなー。
『3月9日』『粉雪』の影に隠れがちだけど、めっちゃ名曲。

総括

割とシブめなセレクトになったが、秋のお供にいかがでしょう?

あなたが秋に聴きたくなる曲は何ですか?

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